すこやかブログ

肩こり、腰痛と冷え性やむくみ。関係ある?

こんにちは!肩こり、腰痛の専門家、石井すこやか整骨院の石井です。

肩こり、腰痛とは別なんだけど、実は冷え性やむくみがあるんだけど、どうしたらいいのかしら?

という相談をよく受けます。

答えは

多くの場合、肩こり、腰痛に関係の深い関連症状の一種であるケースが非常に多いです。

関連症状とは

肩こりで肩が凝るや、腰痛で腰が痛いなどの他に

仕事が多忙で残業が多くなってくると、肩がはってきて、頭が締め付けられるように頭痛が出てきたり、

長時間、パソコンやスマホを使っていると、首が痛くなり目の奥に違和感を感じたり、めまいや耳鳴りが起きたり。

これらは、肩こりの関連症状であると言えます。

腰の重さやだるさが大きくなってくると、食後に胃腸不良が出たり、何にもない場所でつまづきやすくなったり、

女性だと、腰痛の痛みに比例して生理痛や生理不順になったり、

上記は腰痛の関連症状と言えます。

なぜ、肩こり、腰痛と関連が深いのか

例えば、ある患者さんの例です。

肩こり、腰痛が主訴で長年悩んでいて、

その他の副訴に、むくみと冷え性があるとします。

むくみや冷え性が、どこかの内臓の機能低下による内科的疾患が診断されていれば、

これらは関連症状では無いです。

しかし、ほとんどの患者さんは整骨院や整体にご来院する前のファーストチョイスとして

病院を選び、そこで検査、診断を受けています。

で、検査や所見により、多くの場合は足の疲れや加齢、水分の取らな過ぎ、尿や汗の量が少なく

体外に排出されていない、などの診断を受け、投薬の処方も受けています。

冷え性も同じです。低体温であれば、食事と運動をより多くしましょうとか、

筋肉を付けて基礎代謝量を上げましょうとか、なかには薬の処方をされる方も多いです。

病院で検査した結果、根本原因がわかっていないのです。

応急処置の対処療法しか行われていないので当然、解消はされずにお悩みな訳です。

当院の問診表には、関連する症状の記載をチェックボックスで選べるようにしてあります。

そこにチェックがあれが、当然、その内容も聴きます。

話を戻しますね。

「姿勢の悪さ」という根本原因で長年の肩こり、腰痛にお悩みの患者さんの検査をすると

問診や検査によって、関連症状との関係性が浮き彫りになってくる訳です。

骨盤の位置が、本来の正しい位置に無く、本来あるべき骨盤の傾斜角になっていない場合、

筋肉のアンバランスも生じますし、それによって関節の可動域も影響を受けます。

腰や骨盤から出ている神経や血管の圧迫等もあり、

知覚神経の圧迫であれば痛みが出現し、

運動神経の圧迫であれば足のもつれや、上げずらさ、つまづきやすさが出るし、

自律神経を圧迫すれば、胃腸系の不調が出ることもあります。

血管を圧迫すればしびれの可能性もあります。

解りやすく言うと、長時間の正座で足がしびれるのと同じです。

こういうカウンセリングを患者さんと行い、納得と同意をしっかりととっていきます。

すると、治療計画通りに治療が順調に進んでいくと

1か月後には、主訴である、肩こり、腰痛の解消に加え

副訴である、冷え性やむくみの改善も多く見受けられます。

今回は肩こり、腰痛との関連症状についてフォーカスしたかったので

冷え性とむくみの詳しい説明は省かせていただきました。

次回以降、冷え性とむくみについてフォーカスしていきたいと思います。

では、また。

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