「朝起きた時や、急に歩き出した時に足が痛む」「歩いていると足の裏がジンジンする…」
こんな症状に心当たりのある方は、「足底筋膜炎」かもしれません。
聞き慣れない名前ですが、実は私たちにとって、とても身近な足トラブルです。
今回はそんな「足底筋膜炎」について、原因となることや症状、改善方法についてをご紹介していきます。
足底筋膜炎とは?
足底筋膜とは足の裏にある、かかとの骨から足の指の付け根をつなぐ筋膜のことです。この筋膜が炎症を起こしてしまうと、足底筋膜炎になり、痛みが生じてきます。
症状としては、朝起きた時や、椅子などに長く座った後に立ち上がり、歩き出す最初の1歩目で鋭い痛みを感じる人が多いです。
運動中の痛みに関しては、初期の頃はあまりなく、運動後に痛みが強くなることが一般的です。
足底筋膜炎の原因
そもそもなぜ足裏に炎症が起きてしまうのでしょうか。
実はこの足底筋膜炎にも、足裏のアーチが大いに関係しています。
足底筋膜は指先からかかとまで繋がっていて、通常指先の5点とかかと1点で引っ張り合い、ピンと張っている状態です。これにより、足にかかる体重を支え、衝撃を吸収するクッションの役割を果たしています。
ところが、足裏のアーチ、特に土踏まずのアーチが低下してしまうと、足底筋膜が過度に引き延ばされる状態になります。引き延ばされた状態で強い衝撃を受けたり、負荷がかかることにより、炎症が起きてしまいます。
足底筋膜炎になる人には、以下のような特徴が挙げられます。
- 長時間の立ち仕事を行っている
- クッション性がない靴を履いている
- 足にアーチがない、扁平足の人
- ハイヒールを日常的に着用している
- 長距離のランニングやウォーキングを行っている
このような特徴のある人達は、無理に足を使って、足底筋膜に過度な負荷をかけてしまっていることが原因となっています。
足底筋膜炎は重症化すると歩くことも困難になる場合もあるため、決して放置せずに早めのケアを行うことが大切です。
足底筋膜炎の対策にインソールが有効です!
まず足底筋膜炎の対策として大切になってくるのが、炎症が起きている部分に負荷をかけないことです。これをしないと、いつまでたっても治りません。
そこで、足裏に負荷をかけないようにするために有効なのがインソールです。
インソールを使用することで、歩行時や走行時をはじめ、ジャンプの着地時などの衝撃が吸収・緩和されるようになり、足への負担を軽減します。また足底筋膜の根本的な原因にもなるアーチの崩れを正すため、足底筋膜炎の予防になります。
足の裏の痛み、放っておかずに千葉県茂原市の石井すこやか整骨院にご相談ください!
放っておいても良くならないのが足裏の痛みであり、炎症がおさまらずに何年も悩まされている方も実は少なくありません。
当院では、なぜ痛みが出たのかをしっかりと把握したうえで、患者様の骨格に合ったインソールをご提案し、足の裏の腱を正しく使えるようにするとともに、足裏の痛みを楽にしていきます。
足裏の痛みにお悩みの方は放っておかず、当院におまかせください!改善へと向かわせることをお約束いたします。
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