子供の姿勢の悪さを治すのは早い方がいいですよ！
こんにちは。石井すこやか整骨院の河崎です。
今回は子供の姿勢についてお話していこうと思います。
最近、小さい子で姿勢の悪い子が増えたと思いませんか？
私はすごく感じます。
実際に診療していてもそうですが、出先で子供たちを見ていても増えていると思います。
みなさんの周りのお子さんはどうでしょうか？わが子や孫など気にして見てみてください。
姿勢が悪いのって見た目が悪いだけではないんですよ💦
人間の機能に色々な弊害が起こってきてしまう前段階なんです。
【子供の姿勢不良による弊害】
１．骨格の歪み
当然ですが、人間の姿勢を作っているのは骨ですね。姿勢が悪ければ曲がっていってしまいます。
最初の頃は猫背程度ですが、重症になれば脊椎側弯症などになっていしまいます。
歯並びや顎関節症にも影響してしまいます。
２．ケガのリスク増大・パフォーマンスの低下
姿勢が悪い状態でスポーツなどをすると、筋肉のこわばりや関節の可動域の低下で
非常にケガをしやすいです。もちろん、競技のパフォーマンスも低下するのは当然ですね。
最近では、酷い子だと跳び箱を飛ぶのに手を付いた瞬間に手首を折ってしまう子までいます。
３．浅い呼吸
姿勢が悪いと肺を圧迫しやすくなります。すると酸素を十分に取り込むことができません。
すると、イライラしたりして集中力が低下し学力の低下にも繋がります。
４．頭痛、肩こり、腰痛
姿勢が悪くなると、平常時も筋肉や関節に負担がかかってきます。
すると、小学生などでも頭痛や肩こり、腰痛が起こることはあります。
保護者の方は、疑わずによく話を聞いてあげてください。
５．内臓機能の低下
姿勢が悪いと内臓までも圧迫されてしまいます。すると消化不良や便秘など
消化器の不調が出やすくなっていきます。
６．視力の低下
姿勢が悪くなると必然的に頭が前に出てしまうので、本を読んだりゲームをしていると
自然に近寄ってしまうので視力低下につながります。
【子供の姿勢不良の原因】
１．運動能力の低下
現代の子供は昔の子供と比べると体力、運動能力共に低下しているというデータが国から出ています。
これは外を見ていれば一目瞭然ですよね。明らかに外を走り回っている子が少ないですよね。
さらに、公園ではみんなで集まってゲームをしたり家でもゲームやYouTube………。
学校や保育園でも運動の時間も減っています。これでは、運動能力は落ちていくばかりです。
もちろん、筋肉も減っていますので姿勢維持がしづらくなってしまうので姿勢が悪化します。
２．生活リズム
社会全体が夜型になっており、朝スッキリ起きられずに朝食を抜く家庭が多くなってきています。
子供の場合、朝食を抜いてしまうとエネルギー不足で頭もボーっとして身体が重くなり
姿勢が自然と前かがみになりやすくなります。
また室内ばかりにいると日光に浴びる時間が少なくなる傾向になります。
すると体内で生成されるセロトニンというホルモンが活性されずに集中力がなくなり姿勢の悪化を招きます。
３．環境の変化
前述したように外を走り回ることも減りました。
小さい子供でもスマホやパソコン、タブレットを使う時代になり座ることが多くなりました。
座る時間が長くなれば必然的に悪い姿勢になりやすくなります。
さらに、トイレ事情も変わりました。昔は和式トイレしかなかったのが
今や洋式トイレしかないといっても過言ではありません。
和式トイレは良い姿勢に必要な股関節や脚の筋肉、背中、股関節、足関節などの柔軟性を高めます。
洋式トイレは残念ながら体を鍛える事は出来なんですね💦
４．大人の姿勢の悪さ
現代は昔ほど子供の姿勢の悪さを注意しません。
なぜなら大人が良い姿勢を知らないから。
昔は姿勢が悪いと長い物差しで背中をバシッと叩かれたり背中に入れられたものです💦(笑)
子供は常に大人を見ています。大人が変な座り方をしていれば真似をして座ります。
それが癖になり、姿勢がどんどん悪くなっていってしまうのです。
【まとめ】
子供の姿勢は子供だからといって軽く見てはいけません。
後々、取り返しのつかない疾患になりえるからです。
例えば、脊椎側弯症。初期であれば当院の姿勢矯正で回復はできますが、
重症になれば手術や頑丈なコルセットなどを処方されます。ただ、これで治る可能性は低いです。
そうなると一生、側弯症と付き合っていかなければいけません。
肩は凝りやすいし腰痛は出やすい、頭痛だって出るし集中力も続きません。
こんな未来を子供には背負わせたくないですよね💦大人がしっかり見てあげましょう。
もし、注意しても治らなかったり側弯症検査で引っかかったりしたら
『石井すこやか整骨院』へ早めにご連絡ください！！最短でベストな治療をしますので！
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