すこやかブログ

足首の捻挫の重要性と骨盤の関係性

こんにちは。石井すこやか整骨院です。

本日は足首について、お話していきます。

皆さんは足首について、どんな事を思い浮かべますか?

くるくる回すもの?

足首と言えば捻挫。捻挫と言えば足首。スポーツ外傷等、スポーツのケガと言えば足首。

中には、捻挫って足首以外には無いよね?

という一般の方は非常に多いですし。

まあ、そんなこんなで前置きはこれくらいにして、

足首の重要性ですね。

一般人の多くの常識が、治療家の非常識になっています。

皆さん、日常生活やスポーツをして足首を捻挫したら、どうしますか?

1、骨折しているかもしれないから整形外科に行く。

2,靭帯損傷の可能性があるので整骨院に行く。

3,家でアイシングしたり、湿布したりして安静にして痛みが取れるまで待つ。

4,何もしない。

色々、あると思います。

どれも正解でありますが、どれもちょっと足りない事があります。

順番にやっていきます。

1,の整形外科に行くですが、整形外科は骨折と脱臼の専門家です。

で足首のケガの9割以上には、実は骨折は無く、ほとんどが靭帯損傷のみ!つまり捻挫です。

詳しくは語りませんが、足首の構造上、多くは外くるぶしのケガが多いです。

その外くるぶしのケガであれば、まず捻挫止まりです。

逆に内くるぶしのケガや痛みの場合は骨折を伴う事もあります。

ですので、整形外科の行くとレントゲンを撮り、

「骨には問題ないです、捻挫です。湿布と塗り薬を処方します。また痛くなったら来てください。」

と言われておしまいです。

整形外科のドクターは骨折、脱臼の専門家です。

捻挫や得意分野ではありません。ですので固定もしなければ治療を施す事もしません。

あんまり痛ければ足首のサポーターを販売するくらいでしょう。

2、の整骨院に受診するですね。

これは、最も正解に近いです。

整骨院の先生は筋肉や靭帯の専門家です。

整骨院の先生であれば捻挫か骨折かの判断や評価も出来ますし、

万が一、骨折の疑いがあれば病院へ紹介状を書き、転医も可能です。

しかし、整骨院の先生は捻挫は得意で施術も固定も上手いですが、

矯正が苦手だったり、できない先生も多くいます。

そういうと

「なんで靭帯や筋肉の専門家で捻挫は得意分野なので矯正が出来ない先生が存在するの?

学校や研修先で習ったでしょう?」

という声が聞こえてきそうです。

実は、整骨院の先生、柔道整復師は学校では捻挫の治療や固定法は学ぶけど矯正法は学びません。

これは、私も学校に入って初めて知りました。

捻挫の治療は冷却(アイシング)し、腫れや熱感を取り去り、

電療で血行を良くし損傷した靭帯の回復を早め、

テーピングや包帯で固定をして足首がズレないように固定する。

これが基本で約3週間この治療をします。

そして、最後に足首の矯正をします。

なぜなら、足首を捻挫すると必ず足首は歪みます。

そりゃそうです。

足首の骨に付着している靭帯が切れる訳ですから、

当然、骨の移動や関節の歪みは発生します。

要は、本来あるべき正しい位置から逸脱している状態です。

でも、矯正をしなくても、靭帯損傷が治れば痛みは治ります。

当たり前ですよね。痛みの原因はケガによる靭帯の痛みですから。

でも、この足首のズレを放置しておくと、様々は後遺症が出てきます。

まず、立っている時、長時間、立位姿勢をキープできません。

で、どうかばうか。足を交差させて立つか、その場にずっと立つのではなく

ちょこちょこ動き回るほうが楽になります。

あとは、蹲踞の姿勢や和式トイレで座るのが違和感や困難になります。

足首の可動域が著しく低下するからです。

足首の関節は90°程度の可動域がなければ日常生活やスポーツでパフォーマンスに支障をきたします。

そして、真っすぐに立てない、真っすぐに歩いていても痛めた側の足の外側に負担がかかってしまうので、

それを補正する為に骨盤は反対側にズレやねじれを引き起こし

真っすぐに立つや、真っすぐに歩くといった所謂、かばう動作をします。

想像してみてください。

これが、数か月、数年、数十年続く訳です。知らないうちにどんどん歪みは蓄積していきます。

多くの足首のケガは10代の学生の時が多いのではないでしょうか?

学生の時のケガ、きちんと治しましたか?

学生のケガですから部活やクラブチームでスポーツを一生懸命頑張ってきたのではないでしょうか?

きちんと休めて治療できた学生がどれだけいたでしょうか?

少しでも休めば、レギュラーを奪われかねない

長く休めば、パフォーマンスが低下してしまう。

先生に話せば、試合で使ってくれなくなるかも!?

色んな思いがあり、治療を充分に受けずにスポーツを行ってしまう。

よく、「捻挫は癖になる」

という事がありますが、断言します。

「捻挫はしっかり治せば、癖になりません」

では、どうやって足首の矯正が得意な整骨院の先生を探すか。

それは、骨格矯正が得意な先生なら、多くの場合、身体全体のバランス調整ができるはずです。

骨盤矯正だけでは不十分なケースでは当院も足首の矯正をします。

何年も何十年も前の捻挫の場合は、治すのに時間はかかります。

もちろん、2回や3回では改善しません。

しかし、2か月、3か月の継続治療によって、とても大きな変化があり

患者さん自身も目に見えて変化を実感されます。

ですので、諦めないで、今からでも遅くないです。

是非、気になった方は、ご相談ください。

お近くの住まいの方は石井すこやか整骨院までご相談ください。

それでは、また。

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