こんにちは。
肩こり、腰痛の専門家、石井すこやか整骨院の石井です。
今回は、寝るのは横向きが良い?うつ伏せ?それとも仰向け?
患者さんあるあるですが、腰痛の人は横向きに寝るといい、
とか
肩こりの患者がうつ伏せがいいって○○さんが言ってた
とか、都市伝説的な事が良くあります。
これに関しては、内臓疾患(消化器系、特に胃腸)のある方や
主治医の指示、指導を受けている方であれば横向きでも
問題ないです。
ただ、そういった事が無ければ、横向きはあまりおススメできません。
理由は、必ずといっても良いほど、どちらかが得意でそっちばっかりの体勢になってしまいがちです。
すると、骨盤や背骨の歪みが寝ている時に少しずつ悪くなる事が考えられます。
横向きで寝ている方は検査してみると、左右の可動域の大きな差があり、
バランスが悪い傾向にあります。
では、うつ伏せはどうでしょうか。
うつぶせ寝は、治療院にあるような
穴あきベットで、専用のフェイスマット、バストマット、フットレスト等があれば、
そこまで悪くはないですし、実際、治療の現場での施術はうつ伏せでの施術が多いです。
当院でも、施術の時間配分は、うつ伏せ6割、横向き2割、あお向け2割程度がスタンダードです。
しかし、患者さんの家には、これらは無いのです。
無いとなると、どういううつぶせ寝をするでしょうか?
こんな感じで呼吸を確保する為に、首をどちらかに捻ります。
![](https://ishiisukoyaka.com/wp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_0987.jpg)
これで、頚椎と背骨は大きく歪みます。
実際に姿勢分析でビフォーアフターをすると、びっくりするくらいの比較画像が出るんです。
ですので、無呼吸症候群などで、主治医からのうつぶせ寝の指導が無い限りは
あまりおススメできないし、寝違えを頻繁に繰り返す方が、うつぶせ寝の方が多いです。
さて、最後に仰向けです。
一番、おススメの就寝時の体位です。
比較的、硬めのマットレス(ベストが高反発マットレス)で
枕の高さは低めで、硬さは、やや硬め
で手のひらを上にして、足も少し開いてリラックス状態で寝る。
これが、一番です。
これが歪みを最小限に抑えられると考えています。
もし、この姿勢で寝た際に痛みや不調だったり、翌朝調子が悪いようであるならば
骨格が大きく歪んでいたり、筋バランスが悪い可能性があります。
是非、検査をして身体をチェックしてみましょう。
では。
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