すこやかブログ

猫背って何でいけないの?

こんにちは。

石井すこやか整骨院の石井です。

本日は患者様に良く聞かれる質問シリーズをやっていきます。

猫背だけど、肩こりは無いんだけど...

猫背だけど、腰痛は無いのよねぇ...

猫背は万病のもとって聞いたけどどういう事?

という感じで

猫背だと○○になる。

もしくは

○○だと猫背になる。

というように

猫背の概念だったり、猫背によって引き起こされるであろう事がいまいち良くわかってない

こんな患者さんが多いですね。

猫背とは

猫背とは猫のように、背中が丸くなっている姿勢の事を指します。

私たち人間の背骨は、本来、自然なS字カーブを描いており、

上から頚椎、胸椎、腰椎となっております。

猫背はそのうちの胸椎が極端に湾曲している状態です。

しかし、胸椎だけ大きく歪んでいるだけではすみません。

大きく歪んだ胸椎からバランスを保つために

頚椎は本来あるS字カーブが失われ、頭部が前方に移動し、

腰椎や骨盤も本来あるべき位置から逸脱し、骨盤の正しい角度も無くなり後湾していく。

こうやって、身体全体に悪い影響が波及していくのが

猫背の恐ろしいところです。

猫背の症状

猫背の症状ですが、多岐にわたります。

前述しました身体の歪みがありますので、

頭痛、肩こりは勿論、腰痛、背中の痛みもあります。

骨盤の位置がズレているので、股関節痛や膝痛、足首や足の裏の痛みも引き起こします。

頚椎の配列にも異常があるので、頚部から腕にかけて出ている神経、血管が圧迫されやすくなるので

肘の痛みや腱鞘炎、手や指の神経痛やしびれなど

一見、猫背とはなんら関係ないような症状も

根本的には

「猫背が根本原因」

である事も多いです。

内臓などに影響は?

猫背は万病の元と言われるくらいだから

内臓にも影響するの?という質問もされます。

答えは、

影響する事が考えられます。

勿論、どの程度影響するのか、

とかエビデンスは無いです。

しかし、

猫背→身体全体の姿勢の悪さ→骨格のズレや歪み→神経、血管の圧迫→痛みや不調

となっているわけです。

ここで神経のお話をしましょう。

神経には大きく分けて3つの神経がある

簡単に説明しますね。

1つは感覚神経です。

わかりやすくいうと

痛みを感じる神経です。

2つ目は運動神経です。

簡単にいうと手を動かしたり、歩くや走るといった意図的に筋肉を動かす事のできる神経です。

最後の3つ目は自律神経です。

分かりやすく説明すると、内臓を動かしたり、自分の意思が無くても

勝手に働いてくれるとっても優秀な神経、これが自律神経です。

猫背が原因の自律神経の問題点

先ほど説明したように、内臓を支配している自律神経が

猫背によって圧迫されれば、どういう事が起きるのでしょうか?

まず、胃腸など消化器系の関連する自律神経が猫背によって圧迫すれば

胃酸過多や胃酸の減少、膨満感、消化不良、下痢や便秘など

様々な症状が考えられます。

現場でよくあるのは、

骨格矯正や骨盤矯正をしたら、胸やけやゲップが無くなった。

便通が解消した。

このような声は多数いただきます。

ほかにも、沢山の事例はありますが、

今後、更新していきたいと思います。

まとめると

猫背は多くの症状や多数の部位、内臓の働きにまで影響を与える事が考えられます。

猫背の方は、是非、お近くの治療院でご相談くださいね。

では、また。

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