こんにちは。石井すこやか整骨院の石井です。
本日はタイトルの通り
肩こりとへバーデン結節の関係をご説明していきますね。
最後までお付き合いください。
へバーデン結節とは
人差し指から小指にかけて、第1関節が赤く腫れたり、変形して曲がってしまう原因不明の病気です。
親指に出来る事も稀にあります。
第1関節の手の甲側に、関節を挟んで2つのコブ(結節)ができるといった特徴があります。
へバーデン結節の症状
医学的には原因不明の病気です。
第1関節が赤く腫れたり、変形して曲がるといった症状が現れます。
第1関節の痛みを伴い、指の関節の動きが悪くなり、
手を強く握るのが困難になります。
へバーデン結節の原因
先述しましたが、原因は不明です。
40代~60代の女性に多く発症します。
手先を多く使う方が多く罹患すると言われています。
へバーデン結節の治療方法
整形外科を受診し、レントゲンを撮り、へバーデン結節の診断を受けると
まず、言われる事は
歳のせいだね。
使いすぎだね。
治る事は無いから、一生、上手く付き合っていく事だね!
という絶望を突き付けられます。
整形外科の医師とすると
原因不明の病気なので対症療法の処方しかないわけで
最初のアプローチとすると
湿布と塗薬
その後、痛みが続く場合は
痛み止めの飲み薬
それでも治まらないなら患部に痛み止めの注射を打ちます。
当たり前ですが、痛み止めの注射はあくまでも
痛み止め。麻酔と同じです。
薬の効果が切れれば、また再発します。
なかには、その後は手術もあるらしいですが
私は、数多くの、へバーデン結節の患者を診てきましたが
手術をした患者を診た事はありません。
それはなぜか?
おそらく、手術をしたとて
大した結果が出ないからだと推察されます。
では、へバーデン結節で痛みや症状にお悩みの方はどうすればよいのか?
石井すこやか整骨院にご来院ください。
石井すこやか整骨院でのへバーデン結節の治療方法
冒頭に申し上げました
「肩こりとへバーデン結節の関係性について」
に関わってくるのですが、
根本的な問題として、
「姿勢の悪さ」が大いに関係してきます。
指の変形性関節症と姿勢なんて無関係では?
と思う方は多いと思います。
しかし、関係性ありありです。
私達は、根本治療をしており、
指が痛かろうが、足に不調があろうが
全身の検査をしますし、細かい事もヒアリングで聞き取ります。
すると、
へバーデン結節の患者さんの100%に
「姿勢の歪み」が見受けられます。
骨盤や頚椎、背骨等の配列や位置異常等で
姿勢が大きく歪んでいる方のほうが
へバーデン結節の症状が酷いのです。
それはなぜか?
姿勢が悪い方、骨格の歪みが大きい方は
間違った筋肉の使い方をしてしまいます。
簡単にご説明しますね。
指先、手先の作業や仕事の多くは、
肘~下の筋肉の多くを使って
作業をします。
しかし、指先、手先の筋肉は
重いものを持ち上げたり、
長時間、同じ繰り返しの作業をするのには、元々不向きなのです。
そんな不得意分野を日々、繰り返し繰り返し行っていると
当然、筋疲労を起こしてきます。
ですので、適度な筋トレや運動、充分な睡眠、適切なストレッチ等
行っていれば、筋肉が疲れてきても回復していきます。
しかし、上記の大事なセルフケアを怠ってしまうと、
その筋肉に疲労が起こり、炎症が起こり、関節炎が発症し、最悪変形していきます。
ですので、
苦手分野の筋肉が働くのではなく、
重量物を扱えて、長時間の労働にも耐えうる
筋肉に変わりに働いてもらえば良いのです。
それは、肩甲骨周りの筋肉です。
背筋群と言ったりもします。
姿勢の悪い患者さんは、肩甲骨の位置が正しい位置に無く、
本来の力を発揮できません。
本来の正しい位置は背骨の近い位置にあるべきなのですが、
姿勢が悪く、骨格が歪んでいる患者さんは、
背骨の位置から離れてしまっている為、
背中から上腕部の筋肉も使えず、
さらに、頭の位置も正しい位置から前方に逸脱しており、
手を動かす神経が頚椎の脇から出ているのですが、
そこで軽度の神経圧迫が出る事もあり、
神経や血管の流れも悪くなってしまうという悪循環に陥ります。
で、結果、腱鞘炎やへバーデン結節等の症状を引き起こしたりしてしまうという流れです。
ですので、根本的治療は
「姿勢の歪み」を治す事になります。
姿勢の歪みが解消されてくると
神経や血管の流れが良くなり、
手に力が入るようになり、
回復力が増して、
疲労しにくい身体になります。
一度、大きく変形してしまった指に関しましては、
変形が解消される事は難しいケースもあります。
しかし、痛みや症状は改善しますし、
軽度の炎症、軽度の変形であれば充分に回復が見込めますし、
多くの患者さんが治っています。
もしへバーデン結節にお悩みなら
諦めないで
ぜひ、石井すこやか整骨院にご相談ください。
早期発見、早期治療が一番の近道ですよ。
では、また。
石井すこやか整骨院 院長 石井貴樹
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