こんにちは。
本日は、スマホ首とストレートネックについて、お話させていただきます。
結論は・・・
どっちも同じです。
スマホを多く使って猫背の姿勢で長時間同じ姿勢で首が真っすぐになってしまう
という事です。
まず、大前提としてスマホ首という病名はありません。
同じく、ストレートネックという病名もありません。
ですので、
肩こりや腰痛が酷くなって、
病院に行って、レントゲン撮って
医師に、
「スマホ首だね」とか「ストレートネックですね」
と診断されても、カルテや診断書に
「スマホ首」と診断書に記載はされません。
まあ、医師が「スマホ首」などど、恥ずかしくてそんな言葉が使わないと
思いますが。
ストレットネックは、案外、良く使用します。
そもそも、「何でストレートはダメなの?」
「真っすぐなほうが良いじゃん!」という多くのツッコミは聞こえてきそうですね。
それは、人間の脊柱(頚椎、背骨、腰痛)は重力やその他の負荷から、その負担を軽減する為、
真っすぐに垂直に整列しているわけではなく
生理的湾曲(S字カーブ)を作って、その負担を分散させながら、クッション機能を最大限発揮させています。
この上記の頚椎前弯の場所が、スマホの使用時間が多くなると姿勢不良になり
逆の後湾し始める骨格の歪みが生じてきます。
その、後湾に歪んでいく途中ですが、すぐに
前湾から後湾にはいきません。
安心してください。
前湾→ストレート→後湾という歪みをしていきますので、
まだストレートネックは充分に改善する余地があります。
よく、医師はストレートネックは治らないと言いますが、
そもそも、先述したように病名ではありません。
カルテや
診断書には
「頚肩腕症候群」と記述される事が
多いです。
では、頚肩腕症候群とは何か?
原因不明で、首や肩、腕などに痛みや凝り、しびれ等の様々な症状が現れている病状です。
ドクターからすると、ただの肩こりと判断されているという事です。
でもですね、ストレットネックが、症状が重い方になると
大変つらい症状がでます。
頭痛、めまい、吐き気、手足のしびれ、血圧の上昇や低下、低体温、手足の冷え、食欲不振、
視力低下、立ちくらみ、突発性難聴など
数えたらきりがありません。
ですので、頚椎が後湾する前に、まだ軽いうちに
ストレートネックのうちに骨格矯正で改善できるうちに早めの対処が必要なんです。
もちろん、
ストレートネックは、頚椎だけの問題ではありません。
上記のように
頚椎がストレートに退化したら、その下で支える胸椎は、さらに大きく後湾する可能性と、
腰椎は急激な前弯カーブを形成するか、腰椎も後湾するリスクもあります。
ですので、頚椎だけの矯正ではなく、
骨盤や背骨を含む、脊柱全体の骨格矯正をして根本解決を目指す事を強くお勧めします。
もちろん、1回や2回の矯正治療では良くなりません。
数か月、数年かけて、ストレートネックになっているわけですから。
最低でも3か月程度の治療期間がかかるとおもいますが、
お悩みの患者様は是非お近くの整骨院や整体院にご相談してみてはいかがでしょうか?
きっと、お悩みが解決されると思います。
それでは、今日はこのあたりで失礼します。
石井すこやか整骨院 石井貴樹
コメント