すこやかブログ

湿布って腰痛や肩こりに効果あるの?

こんにちは。

本日は

肩こり、腰痛は湿布で改善するか?

です。

結論

改善しません!

それはなぜか?

湿布の得意分野は

捻挫と肉離れ、打撲が専門分野だからです。

いわゆる

急性外傷

言ってみれば

「ケガ」です。

「足首をひねった!」

「ボールが腕にぶつかって内出血している!」

「走ったら、ふくらはぎを肉離れしてしまった!」

等、上記の傷病、ケガには湿布は最大限、効果を発揮します。

炎症症状を抑えたり、腫れを引かせるには最適です。

逆に、これ以外は効果はありません!

湿布には、塗布面に炎症を抑える成分が塗ってあります。

湿布によって

「インドメタシン配合」

とか

「フェルビナク○○%配合」

とか書いてあるやつです。

具体的な商品名だと

「バンテリン」とか「フェイタス」とか皆さん、聞いたことあるんじゃないですか?

という話をすると

「いやいや、俺肩こりだけど、毎日貼っているよ!効いてるよ!」

とか

「湿布無しでは、仕事になんないよ!力仕事だから毎日貼っていて楽だよ!」

とか言う声が聞こえてきそうですね!

では、聞きます!

「毎日貼っていて治っている訳ないでしょう!?」

痛いから貼っているんでしょう?治ってないじゃない?

と聞きたいです。

先程も説明しましたが、湿布には

痛みを緩和する薬液が塗ってあります。

だから貼っている間が、多少痛みは和らぎます。

当たり前ですよね?

外したら、数時間で元に戻ります。

だから毎日、貼るんです。

そうやって、依存させていくんです。

ただ、軽度の麻酔をして痛みを誤魔化しているに過ぎません。

冬、寒い時に、暖かい温泉に入るとどうですか?

勿論、温まり、血行が一時的に良くなるから痛みも少し緩和するでしょう!

温泉から、出た後も1時間くらいは、ぽかぽか暖かいでしょう!

でも、2時間も3時間もしたら、ぽかぽかは無くなり、身体は冷えてきます。

寝て、朝になったら、また冷え性に逆戻りです。

これと同じです。

「肩こり」と「腰痛」は

「慢性疾患」です。

急性疾患や怪我ではありません。

よく

リポビタンDやユンケル等、エナジードリンクの類は

「元気の前借り」と言われています。

前借りすると、その元気の効果が切れるときに

通常より大きな疲労感が襲ってきます。

これは、仕方のない事です。

湿布もこれと同じで痛みや症状を痛み止めでブロックし

麻痺させた状態で仕事や運動を行い、どんどん悪化させる。

こういった事が日常的に多くの方が間違った認識で湿布を使用している原因です。

「じゃあ、なんでテレビでCMやってるの?」

と言った声が来ると思います。

それは

「企業は儲けるのが仕事でミッションです。」

ケガする人間と慢性症状の肩こり、腰痛のお悩みの方

どっちが多いですか?

私は10年以上、ケガはしておりません。

中学校か高校の部活のケガが最後だったかな。

日本人4000万人が肩こり、腰痛で悩んでいるというデータがあります。

3人に1人ですね。

未就学児や学生はまずないから、下手したら2人に1人かもしれませんね。

企業はマーケティング的に顧客のターゲットにするには

ケガ専門で広告を打ち出すのと

ケガしたら湿布です!とどっちがいいか、わかりますよね?

まあ、ケガしたらケガ専用のコールドスプレーがありますけどね・・・

という事で

湿布はケガに効果を発揮する

じゃあ、肩こり、腰痛は?

それは「骨盤矯正と姿勢矯正」ですね。

湿布ばかり何年も貼っている、そこの貴方。

まだ、間に合います。

是非、整体、矯正治療を整骨院で受けてくださいね。

それでは、また。

石井すこやか整骨院 石井貴樹

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