こんにちは。いつもありがとうございます。
本日は
「緊張と弛緩」について、お話させていただきます。
お身体で説明すると
「力を入れる。と、力を抜く」
がわかりやすいですね。
これって
どっちが簡単だと思いますか?
どっちが楽にできますか?
正解は
「力を抜く」ほうが難しいです。
意外だったのではないでしょうか?
治療院で患者さんに質問すると
ほとんどの方は
力入れるより抜くほうが簡単でしょ?
と言われます。
じゃあ、手の力抜いてくださいとお願いすると
ほとんどの方が抜けません。
人間は力を抜く事が苦手な生き物です。
人間が生きていくうえで上で重力の影響を受けます。
一般の方は、朝起きて
「地球の重力重いな!」
と思う人はいないと思いますが
実際、身体は重力と常に戦っていて、重力に負けないように
筋肉を緊張させて立ったり歩いたりしています。
そして姿勢のゆがみが大きくなってくると、
今度はさらに筋肉を緊張させ、骨格を大きく歪ませて
立つという事をします。
そして、
「緊張している事がスタンダードなんだ」
と身体や脳が誤認識してしまっています。
こうなってしまっては、
緊張のスイッチがずーっとONになっている方がほとんどです。
これは実際に筋力の検査等をしてみないとわからないと思いますが...
これが多くの方が弛緩が苦手という事になります。
これに睡眠がのっかってきます。
この緊張しっぱなしのお身体で寝てみてください。
しっかり深い睡眠、深い呼吸で良質な睡眠の確保ができるでしょうか?
朝起きて、起きたばかりなのに、すでに疲れていたり
まだまだ眠かったりしていませんか?
では、この緊張しがちな身体を脱力する方法は無いのでしょうか?
その方法は
「力を入れて筋肉を緊張させる事」
です。
え?何言ってるの?真逆じゃん?
と思ったかも知れませんが
ちゃんと、ある学者さんが論文を出されていて
科学的根拠もしっかりしています。
力をぬくには、まず力を入れて力む事
これを
「漸進的筋弛緩法」と言います。
この弛緩法のメリット等は
次回のブログにてお伝えしていきます。
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