すこやかブログ

漸進的筋弛緩法

前回、お伝えした、筋弛緩法について

もう少し掘り下げたいと思います。

最近、このブログでは、主にストレッチ関連の話題を

多く取り上げてきました。

これは、健康の5大要素である

運動、栄養、休息(睡眠)、治療、メンタル

です。

この5つを高いレベルで実行していく中で

ストレッチがカバーする範囲がとても広いからです。

毎日ストレッチをすれば、低負荷の運動にもなるし

ストレッチでリラックスできれば、より質の高い睡眠ができるようになったり

ストレッチで血行が良くなり、呼吸も深く、可動域も増大すれば

日常生活や仕事が楽になり、前向きな気持ちになれます。

しかし、スタティックストレッチのデメリットもあります。

デメリットとまで言えないですが、

ある程度の効果は期待できるが、ハイパフォーマンスは期待できない

という事です。

平均点はとれるが、高得点は難しい。

要はケガもしないが、最大限の脱力は難しい

ローリスク、ミドルリターンです。

だからこそ、アスリート以外の一般の方向けですが

寝る前にストレッチしているのに、

治療した夜としていない夜は睡眠の質が違う

とおっしゃる方もいます。

それは当然で、本来、最大限のストレッチ効果を出す為には

1人では限界があります。

できれば2人、ペアでのパートナーストレッチが望ましいからです。

パートナーと言っても、治療家やトレーナーのパートナーですよ。

身体を熟知した専門スタッフでないと、ケガのリスクを伴います。

それで、その方の最大限のパフォーマンスを引き出せるわけです。

1人で行うスタティックストレッチでは、自分の限界がわかりませんし、

限界まで行うとすると、反動を使ったりしてケガのリスクは高まりますし。

そんなときに、自分一人でできて、

低リスクで脱力でき

睡眠のパフォーマンスを向上させる方法

これが

漸進的筋弛緩法

になるわけです。

簡単なやり方ですが、

仰向けになって

両手の手のひらを天井に向けて

手を力強く握ってください。

7割程度の力で10秒間ギューッと。

これを計3セット。

ゴムボールやテニスボールか、何か握れるような物があっても良いですね。

現代社会はパソコン、スマホの普及により手先を使う事が

多くなっています。さらに家事等で酷使する。

これでは、力が抜けきらないで布団に入ってしまいます。

これだけでも、効果ありますよ。

これでも力が脱力しきれない場合は顔の筋肉

表情筋を緩めましょう。

次回やり方、解説します。では。

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