すこやかブログ

立っているのと座っているのどちらが腰に負担?

なかなか治らない腰痛は『石井すこやか整骨院』にお任せください!

こんにちは。石井すこやか整骨院の河崎です。

今回のテーマは題名の通り『立位と座位の腰への負担』についてです。

腰のお悩みでご来院する方は多いのですが、原因は多種多様です。

【腰痛の原因】

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症

胃潰瘍や子宮筋腫等

冷え性やストレス

何らかの原因で腰部の神経が圧迫される

一番、臨床で多いのは最後に上げた腰部の神経が圧迫されるです。

そこで本題の立っているのと座っているので腰の負担はどうかですね。

一般的には立位で重いもの持つとか中腰の姿勢で作業するなどというイメージがあり、

座位での腰への負担は意外と知らない方が多いと思います。

「座っているだけなのに、なぜ腰が痛くなるの?」

「デスクワークで肩こりだけでなく腰痛にもなりやすいのはなぜ?」

と実際に患者さんに質問されたこともあります。

結論から言えば、どちらの状態でもある程度の負担はかかります。しかし、

どちらかと入江場、剤姿勢のほうが立位時より腰への負担が大きいのです。

1976年にスウェーデンの整形外科医ナッケムソンが発表した論文があります。

「姿勢の変化による椎間板内圧の変化」の図を見てみると、

立位時を100とした時、普通に座っている時の椎間板内圧は立位時より40%も増加しています。

そのまま前かがみの状態になると、椎間板内圧は立位時より85%も増加します。

【なぜ座位姿勢は腰に負担がかかるのか】

長時間、同じ姿勢でいることで腰の筋肉が緊張し筋疲労を起こすのが多いですが

それは座位に限ったことではありません。

人には常に、上からの荷重(重力)と下からの床反力が加わっています。

直立している場合、上からの力は脊椎のS字カーブが、下からの力は足のクッション代わりとなり、

上下から加わる腰への負荷を吸収してくれています。

しかし、座位姿勢の場合だと床反力は足で衝撃が吸収されることなく直接的に腰部にかかることになります。

しかも座位姿勢は、起立筋と言われる姿勢を維持する緩むのでどんどん姿勢が悪くなります。

結果、腰椎の湾曲が無くなり圧力を逃がせなくなり腰痛が起こりやすくなります。

【解決すには】

自分で気を付ける方法は下っ腹に常に力を入れるというのがありますが、

意識するのが難しく、姿勢が崩れている状態だとなかなか難しいと思います。

背筋を伸ばそうとするのは禁物です!

大体の方は、腰を反らせてしまって反り腰の状態になってしまうので逆に腰痛を悪化させてしまいます。

やはりある程度、姿勢を戻すには私たちプロに任せていただくのが一番早いと思います。

姿勢が良くなってしまえばいい姿勢を意識できるようになるので、

後は自分で気を付けていくことも可能です。

コロナ禍で在宅ワークで座り仕事が多くなって腰が痛い、違和感があるなど症状出てきたら要注意ですよ!

一度、ご来院して検査を受ける事をおススメします。

本日は以上になります。

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