おはようございます。石井すこやか整骨院の石井です。
よく、患者さんや、新規患者の問い合わせで
どんな骨格矯正をするんですか？
と問い合わせがあります。
まあ、初めて自分の大切な身体を預ける訳ですから
気になりますよね。
当院は
「ボキボキしないソフトな骨格矯正」
を提供し、
できるだけ患者さんの身体に負担をかけずに
できるだけ患者さんの自然治癒力を引き出すお手伝いをしています。
で、実際、お問い合わせ頂いて
多くの患者さんから
「良かった～、ボキボキ怖かったから」
とか
「前にボキボキ整体して、余計に痛くなった事あったから」
とか
「友人が神経痛めたって聞いてたから、ソフト整体で安心した」
と
ポジティブな返答が多いです。
しかし、なかには、全く逆の意見も存在します。
「ボキボキの骨格矯正しないんなら、他を探します」
とか
「なんでボキボキしないの？技術が未熟でできないの？」
とか
「以前、ソフト整体受けたけど、一回で全然治らなかった！」
という、真逆のネガティブな反応のあります。
なぜ、このような事が起きているのでしょうか？
同じく治るなら、強い刺激のボキボキ骨格矯正と、
ソフトな刺激のソフトな骨格矯正どっちがよい？
結論から申し上げます。
同じく身体が回復し改善していくのであれば
絶対にソフトな刺激で優しい骨格矯正のほうが良いです。
同じ治療効果があるのであれば．．．です。
病院でも同じではないでしょうか？
初診で受診し、今すぐ生命に関わるようなケースでなければ
処方されるお薬は弱めのお薬から出されるはずです。
これは、なぜでしょうか？
身体にかかる、内臓にかかる負担が圧倒的に大きいからですね。
もっというと
ドクターは、弱い薬でも、ある程度時間をかければ、ゆっくりと回復していき、
万が一、効果が弱かった場合には、少しずつ、強い薬に変更していく、
これが、最善と考えています。
もし、最初から強い薬を処方して、その症状が悪化したり、
強い副作用が出て、違う病気になってしまったらどうでしょう？
手の施しようがありません。
それに患者さんはどんな気持ちでしょうか？
来院時より、薬によって悪化
さらに、副作用によって後遺症になった。
目も当てられませんよね。
基礎医学を学べば、解る簡単な事があります。
「人間の身体は、そう簡単に回復しない。」
「ある程度は時間がかかる」
「命に関わるようなケースでなければ、身体に負担をかけずに少しずつ強くしていく。」
「薬による副作用の後遺症は治らない事が多い」
こういった事は基礎医学で学びます。
なので強い薬は最終手段なのです。
骨折してしまって、お薬を飲んで骨折が３日で治らないのと同じです。
繰り返しますが、ある程度、自然治癒力を底上げするには時間がかかります。
ではなぜ、整体でボキボキされたい少数派が存在するのでしょうか。
これは、治療家側が悪いケースが多いです。
治療前後のビフォーアフターを大々的にやってみたり、
自分の技術をひけらかすような治療家が存在します。
YouTubeにも、そういった動画が上がっていると悲しくなってきます。
それらを視聴したり、それらの治療院にいけば
患者さんも
「ボキボキ系の矯正は一回で効果が実感できる」と勘違いしてしまいます。
もちろん、ソフト整体も一回で治療効果は実感できます。
しかし、刺激がマイルドな分、私たちは良くなったと実感しても
刺激が強い施術のほうが実感しやすいのは、あると思います。
例えが正しいかわかりませんが、
ソフト整体は亀
ボキボキ矯正はウサギ
最後に結果が良いのは亀なんです。
ラーメンで例えましょうか。
ソフト整体は志那そば、中華そば、昔ながらの醤油ラーメン
パンチはありませんが、お酒を飲んだ後や
朝から食べたとしても、身体に負担は少なく、
比較的、身体にやさしいラーメンです。
では、ボキボキ整体はどうでしょうか？
横浜家系ラーメン、次郎系ラーメンといった事でしょうか。
鶏油やグルタミン、ニンニク増しマシといった
とっても刺激的なラーメンです。
確かにパンチは有って、依存性も強く根強いファンも多くいます。
しかし、これを高頻度で食したら、身体はどうなるでしょうか？
私も好きなので、たまに食べますが、健康の為に月１回程度にしています。
身体の弱い方には、耐えきれないですね。
じゃあ、ボキボキ整体は全部だめなのか？というとそうではありません。
ある一定の条件下であれば、有効と考えます。
それは、施術者が熟練者であり、尚且つ患者がアスリートであり、専属トレーナー契約を結んでいる事。
この条件下であれば、非常に有効な施術法と考えます。
それはなぜか？
この三つの条件が揃う事で、圧倒的に治療効果も上がり
悪化のリスクを避けられます。
この三つに関しては、次のブログにて。
ではまた。
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