こんにちは。
本日は交通事故にとって、一番不安な後遺症について、お話させていただきます。
交通事故と聞いて、連想されるのは
怖い
むちうち
後遺症
など、様々あると思います。
先日、私は家にいて、夕食中だったんですが、
「ドカン」「ボフゥ！」「バフン！」のような
なんとも言えない
爆弾でも破裂したんじゃないかというような轟音が家の中に入ってきました。
私の家は、国道のすぐ近くで、トラック等も走り、比較的速い速度で走る車も多く、
当初は窓ガラスはペアガラス（２重窓）でしたが、
うるさくて眠れないほど、騒音が酷かったです。
ですので、さらに追加でペアガラスを入れて、４重窓にしました。
これは、空港付近の住民レベルの防音対策みたいです。
これによって、車の走行音は、全くと言ってよいほど、入ってこなくなりました。
救急車のサイレンの音が、若干、
小さく聞こえてくるレベルです。
これだけの防音対策をしているにもかかわらず、
室内に爆音がひびき、衝撃で少し家が揺れました。
衝撃波というのは、凄いと体験しました。
そして、ぶつかった電柱は大きく曲がり、
車はフロントガラスが割れ、ボンネットは大きく潰れて、
エンジンはかからず、自力走行は不可能でした。
ドライバーの方は、衝撃で、首や肩、腰の痛みが酷いと言っていました。
そりゃ、そうですよね。
むしろ、それだけの衝撃で、命があったのも
車の衝突安全性の賜物だと思います。
今の普通乗用車は正面からの衝突には、非常に強くなっています。
その反面、少し斜めからの衝突（オフセット衝突）やサイドからの衝突には
非常に弱く、そうなると車体や身体への大ダメージに繋がりかねません。
そして、自動車事故は、事故を起こした時は
パニックになっていたり、相手や保険会社、警察に連絡したりと
非常に緊張感を持って、行動していますので、
それが一旦落ち着いた際に、痛みが襲ってきます。
むしろ、当日よりも、翌日や、翌々日にかけて
痛みが、どんどん増していきます。
事故を起こした方の中には
いつもの肩こりが睡眠不足でつらくなったのかな？
とか
慢性の腰痛が、寒くて悪化して痛くなったのかな？
と思って、事故の影響と思わない患者さんもいます。
もちろん、全然違いますよ！
元々、肩こりや腰痛、姿勢不良の方が
これだけの衝撃を身体に受けるんです。
電柱は折れ曲がる、
車はペッちゃんこで走行不能、
これがけの損傷で、一番弱い人間がただで済むなんて、あり得ないですよね？
そして、むち打ちによる後遺症をさける方法
これは
１，とにかく早く治療をして、患部の炎症症状を速やかに処置する事。
２，固定や圧迫処置を施し、痛みの軽減を図る事。
３，衝撃により、大きく歪んだ骨格を元に戻す骨格矯正を必ず行う事。
この３点です。
炎症症状が頚部や腰部に著しく発生する事が非常に多いです。
ですので、患部をアイシングで冷却する事が大事です。
しかし、これだけの衝撃なので、アイシングだけでは、治まりません。
炎症や熱感、腫れを抑える専用の電気治療器を使って、いきます。
これらのコンビネーション治療で、炎症が深部まで到達するまえに、治します。
そして、湿布だけでは、全く歯が立ちません。
ですので、患部にはテーピングや場合によっては包帯も巻きます。
よく、「コルセットは？」と質問されますが
急性期には、あまり効果がありません。
そして、大きく歪んでしまった身体を整える整体
いわゆる骨盤矯正や骨格矯正を毎回の治療で行う事が最も重要です。
よく、整形外科で電気治療だけや、マッサージだけしか行わない整骨院がありますが、
そういう施術だと、間違いなく後遺症になります。
もちろん、コツンと軽くぶつかった程度や子供であれが、回復力が高いので
別ですが、事故によって、車体の一部に損傷があるケースは、
お身体も、時間をかけて治さなければ、なりません。
交通事故の治療には相手方の自賠責保険で治療可能ですし、
自損事故でも、自分が入っている任意保険の人身傷害保険で対応可能です。
交通事故が、多くの方が、一生のうちに遭う事もなく、
自賠責保険も使わずに人生を終える事が多いです。
使わずに済むなら、それのほうが良いですが、
何かあった時の保険ですから
交通事故の治療のときは、積極的にご相談くださいね。
では、また。
石井すこやか整骨院 石井 貴樹
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