すこやかブログ

筋トレしても痩せない?間違った考え方とは

こんにちは。

石井です。

筋トレが続かない、あるいはなかなか効果が感じられないと思ったことはありませんか?

1か月毎日ジムに通っているのに体重が減らない。

とか

筋トレしているのに脂肪が落ちない。

とか、悩んでおられる方は多いと思います。

まず、1か月とか短期間で筋肉が付くことはありません。

最低でも身体に筋肉が付くには3か月程度は必要です。

今回はそこは掘り下げないで、

せっかく筋トレをしていても、間違った知識や思い込みで

筋トレを途中でやめてしまう人は是非最後までお付き合いください。

まずは、多くの方が誤解している事

これを解説します。

よく耳にするのは

脂肪がたくさん身体についていても、頑張って鍛えたら筋肉に変わるとか。

逆に筋トレしなくなったら、筋肉が脂肪に変わったとか。

これってよく聞きませんか?

うんうん頷いている方が多そうですね。

これは大きな間違いです。

例えば運動しなくなって筋肉が脂肪に変わってしまったと感じる事はあると思います。

でもそれは、筋肉を使わなくなった事で、筋肉量が減ってしまったのに

今までと同じ食事をしていたら、どんどん脂肪が付くことは想像できると思います。

ですので、運動していた時と同じだけの量を食べているから、単純に脂肪が増えただけです。

筋肉が脂肪に変わったり、脂肪が筋肉に変わる事はありません。

そもそも筋肉細胞と脂肪細胞は全然別物です。

筋肉が脂肪に変わるだなんて、子犬が成長したら猫になってた。

みたいな話でありえません。

もう少し簡単に言うと、

肉が脂身になるわけでも、脂身が肉になる事もない訳です。

それに筋肉は発達すると筋肉の繊維そのものが太くなっていきます。

脂肪とは増え方も全く違います。

じゃあどうするか。

脂肪を減らす為には、脂肪を燃焼するしかありません。

そして脂肪を燃焼させるのに大切な事は有酸素運動です。

しかし筋トレは無酸素運動です。

じゃあ痩せたい場合は筋トレしても意味ないじゃんと

思うかもしれませんが、大丈夫です。

筋肉は大切なもので、内臓だって筋肉で出来ていて、骨を支えるのも筋肉です。

加齢で顔や身体の筋肉が垂れ下がってくるのも

筋肉が衰えていくからです。

ここで大事な事は、

筋トレして筋肉が付けば

基礎代謝量が増えて

脂肪燃焼しやすくなります。

基礎代謝量とは

簡単に言うと

生きてるだけで消費するカロリーと思っていただければと思います。

寝てても、だらだらしていても、息をしているだけで

人間はカロリーを消費します。

性別や年齢で大きくブレはありますが

女性の高齢者で1000キロカロリー、成人男性で1500キロカロリー程度が平均です。

スポーツや筋トレしているアスリートは、もっと多いです。

なぜ、これだけ差があるかというと

やはり、筋肉の量の問題です。

高齢者より、若者のほうが筋肉は多いし、

女性より男性のほうが筋力があるのはお分かりでしょう。

この基礎代謝+日常生活の動作や仕事量やスポーツでの運動で

一日の総消費カロリーが決まります。

極端な例ですが、

一日中デスクワークで運動もしないOLさんと

一日中練習し、筋トレに試合と忙しいサッカー選手

基礎代謝量も消費カロリーも段違いです。

前者は運動量を上げて消費カロリーを増やしつつ、

仕事中もカロリーを消費させる為に

筋トレをして、基礎代謝量を上げる事。

これが筋トレでリバウンドなく、痩せる一番効率が良い事だと思います。

おにぎり一個のカロリーは具材にもよりますが、

海苔と塩でも180キロカロリーといわれています。

これを運動の消費カロリーで消費しようとすると

ウオーキングだと60分、

ジョギングで30分、

ランニングで20分、と言われています。

これって大変じゃないですか?

これなら、基礎代謝を200キロカロリー上げるだけで

勝手におにぎり分のカロリーを消費してくれます。

ですので、やはり有酸素運動も大事ですが

筋トレという無酸素運動もまずは3か月

継続して頑張りましょう。

続きは次回です。ではまた。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。