すこやかブログ

痛みがなくなった=治ったって事??

症状だけ重要視していると後で大変な事になるかもしれません💦

こんにちは。石井すこやか整骨院の河崎です。

だんだんと暑くなってきて、もうすぐ梅雨がやってきますね💦

梅雨時期は体の不調(頭痛、肩こり)も起きやすいので注意が必要ですね。

今日は、痛みについて書いていきます。

痛いの嫌ですよね💦痛いの好きって人はあまり、いないと思います(笑)

皆さんは、頭、肩、腰、膝など。どこかが痛くなって来院されますよね!?

ところで、どうなったら「治った!」と思いますか?

「痛みがなくなったら!」と、ほぼ100%の人が言うと思います。

一般の方は痛み以外に判断基準がないので仕方ない部分もありますね💦

ですが、専門家の私達から見ると痛みが無くなったからと言って治ったとは言えない場合があります。

【治ったとは言えない理由】

「痛い」というのは生物にとって非常に大事なものなんですね。

例えば、痛みが無ければ骨折するまで歩き続けてしまいますし、

食べ過ぎて胃が痛いのにさらに胃に負担をかければ胃炎や胃潰瘍になってしまいますよね💦

このように痛みというのは患者さんにとって、一番わかりやすい指標です。

ですが、人間の身体は痛みさえなければ完璧に健康とは限らないのです。

人間の神経は自律神経、感覚神経、運動神経に分かれますが

「痛み」というは感覚神経に分類されます。

神経の割合は自律神経45%、運動神経45%、感覚神経10%です。

その中で痛覚の神経は6%と言われています。

ですので、「痛み」というは身体にとっては、ほんの一部の指標にしかならないのです。

運動神経とは、その名の通り身体を動かす神経ですので関節がしっかり可動域通りに動くのか、

しっかり筋力は出ているのかが神経の伝達が正常なのかの指標になります。

自律神経は、身体のホメオスタシス(恒常性)つまり、内臓が正常に動いるか血圧の上昇下降

睡眠などなど、挙げればきりないほどの働きをして身体を正常に保つための神経です。

【本当の健康とは】

この三つの神経が正常になってこそ、身体が健康な状態と言えるでしょう。

ですから、痛みが無いからと言って治ったわけではなく、もし治療途中であれば

中断してしまうとあっという間に元の悪い状態に戻ってしまったり悪化する原因になります。

治療してない場合でも、痛み止めなどでやり過ごしているうちにどんどん病状が悪化する可能性もあります。

【最後に】

皆さんに覚えておいてほしいのは、「痛みが治まっても=治った!!」ではないという事。

痛みって誰にとってもつらいものです💦ただ、それは身体からのサインの1つですからね!

痛みが出たら身体のサインは正常に反応していると思ってください!

そして最後まで治療する事をおススメします!

以上です。

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