こんにちは。石井すこやか整骨院の石井です。
本日は無意識にやってしまっているポーズ6選の後半の残り3つのご紹介です。
これらを行うと、肩こり、腰痛の症状の悪化を招いてしまいますので注意が必要です。
4つ目は、横座りです。
床に座る時、正座の姿勢からお尻を片一方にずらし、足を横に出す座り方です。
この時に骨盤は大きくねじれてしまい、骨盤は足を投げ出している方が上、
お尻を出している方が下に傾きます。
これにより、骨盤の左右の歪みが生じます。
男性はあまり行わない姿勢ですが、女性に圧倒的に多いです。
特に畳での生活や、カーペット等で洗濯物を畳む際に女性が行う事が多いです。
気を付けましょうね。
では、5つ目です。
5つ目は、「猫背でスマホ」、「あぐらでパソコン」です。
猫背の姿勢は、骨盤が後ろに傾き、身体の前後のバランスが大きく崩れます。
具体的には、背骨が後ろに傾いてしまうと、そのままでは後方に倒れてしまうので、
人間は無意識に骨盤と頭部、頚椎を前に移動して、後ろに重心が行き過ぎないように
調整してしまうんです。人間って、修正能力がすごいんです。
あと、「あぐらでパソコン」ですね。
あぐらを実際かいてみると、わかると思いますが、あぐらをかいて、良い姿勢ってキープするのは、
まず不可能なんです。
もって3分がいいところでしょう。
体幹に強靭な筋力があったり、充分は柔軟性がないと、正しい姿勢を保とうとしても
そのうち、すぐに猫背になってしまいます。
ですので、スポーツをしているアスリートやヨガ等のインストラクタークラスでなければ、
あぐらをかくという行為は、おススメできません。
まぁ、もっともアスリート等は身体のバランスに敏感で、身体が歪むのを嫌うので、
知識を知っているので、あぐらはかきませんし、かいたら気持ち悪くなって、他の
姿勢に切り替えますけどね。
端的に言えば、身体が歪んでいるから、あぐらをかきたくなり、
身体が曲がっているから、足を組みたくなるのです。
最後の6つ目は「椅子に浅く座る」ですね。
イスに浅く座ると、骨盤を支えるだけの強靭な筋力と、前後、左右のアンバランスがあるので、
イスの背もたれの強くもたれかかることになります。
イスの背もたれに強くもたれかかると、お尻がズルっと前に滑ってしまいます。
結果、骨盤は大きく後ろに傾き正しい角度を保てなくなります。
この姿勢が常態化することで、猫背は加速していき、
腰痛、肩こりは湿布やマッサージをして軽減できるレベルのものではなくなり、
仕事や日常生活に大きな支障が出てくるようになるでしょう。
今回、お話した
肩こり、腰痛を悪化させてしまう
悪魔の姿勢6選でしたが、
勿論、他のも数多くございます。
ただ、最低限、これら6つさえ、気を付けていれば
大きな問題には、ならないでしょう。
しかし、これらは、歪んだ姿勢を治す事はできません。
悪化させないだけです。
すでに大きな歪みが身体に発生して困っている、
こういう方は是非、少しでも早く
お近くの専門家、
整骨院や整体にご相談してみてください。
長く放置して手術にならないように
早めに行動しましょう。
身体は交換できる部品はありません。
車や家は壊れたら交換、買い替えで良いですが、
人間は予防が一番
お金も時間もかかりませんからね。
では、また。
石井すこやか整骨院 石井 貴樹
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