すこやかブログ

スクワットって、肩こりや腰痛には有効ですか?

こんにちは。石井すこやか整骨院の石井です。

今回は

「スクワットの有効性」

についてですね。

よく、

テレビや雑誌、YouTubeなどで

体幹トレーニングや下半身のトレーニングで紹介されているのが

スクワットです。

よく、

「やったほうがよいですか?」

と聞かれます。

答えは

「できるなら、やってください!」

です。

皆さんが思っているより

ずっと大事だと思います。

腹筋より大事ですよ!

それは、なぜか?

簡単です。

人間は、歩けないと死んでしまう動物だからです。

実際は、心臓が止まるとか

そういう類のお話ではないです。

野生動物は、足を怪我したり、動けなくなってしまったら

捕食されたりするし、

自分で餌を取る事はできません。

人間も自分で自由に歩けなくなれば、

それは、生きているという楽しさ、充実さを大きく失い、

不自由な生活になってしまいます。

勿論、残念ながら不慮の事故に遭ってしまい、

身体が不自由になったり、

生まれつきの疾患、病気等でお身体が不自由な方は

今回のケースではありません。

今回は

「防げるのにも関わらず、それを怠った結果、歩けなくなった。」

こんな悲しい事例です。

当院は肩こり、腰痛、頭痛解消、膝痛、姿勢の改善など

色々な症状や治療メニューを提案していますが

基本的な考え方は

「根本治療で完治を目指す事」

です。

で、症状や痛みが無くなり、

根本原因の解消が出来れば、

患者様には

これで、痛みを引き起こしている根本原因の解消が出来たのでこれで

治療を終了して卒業するか、

通院ペースを半分に下げて、

良い状態をずっと維持していく為にメンテナンスプログラムを受けていただくか。

二択をお選びいただいています。

で、患者さんが選ぶのは

8割近くの方は、

「もう痛くて苦しい思いをしたくないからメンテナンスで継続して受けたいです!」

という患者様が多いです。

しかし、残念ながら

「忙しいから」

とか

「また痛くなったら来る」

とか

「自分でストレッチとか筋トレしてセルフケアするよ!」

と言って、卒業する方も2割程度、いらっしゃいます。

これは、患者様の決定なので私は尊重します。

ただ、

卒業する時に、私は

卒業後は必ずセルフケアしてくださいね!とお伝えして

ストレッチの資料をお渡しし、スクワット等、ホームケアの指導をします。

ウオーキングもおススメしています。

しかし、卒業すると

「全然やらないんです」

通院している時は、

ホームケアもやってくれるから、

相乗効果でどんどん良くなるのに、

通院が無くなったとたんに

やらなくなります。

こうすると、

半年~1年かけて段々と症状が出てきます。

そうすると、今までかけてきた時間やお金が

本当にもったいないんです。

100歩譲って、また治療開始して

改善すればいいんです。

しかし、

中には、我慢に我慢を重ねて、

2年、3年と我慢して

どうしようもなく悪化した時に

ご来院されるという方が非常に多いんです。

そうなると、

高齢者の方は、3年前とお身体の健康状態はだいぶ変わってしまいますよね。

骨格、筋肉、内臓や脳など

昔に比べ、酷くなっている身体に加えて、回復力の乏しくなった身体の機能。

すでに、かなり進行の進んでしまっている膝の変形等があると

治すには、年単位の時間が必要です。

で、皆さん、言うんです。

「先生のいう通り、身体のメンテナンスしておけば良かった」

「先生のいう通り、ストレッチしとけば良かった」

「先生の言った通りだった、スクワットして筋肉の貯金、作っておいてくださいね、

って言われたのに、しないで過ごしてしまった。」

もう、手遅れのケースも多々あります。

上半身に比べ、下半身は3倍の筋力があると言われています。

日常生活で、上半身の筋肉は良く使うので、あまり筋力低下はしにくいです。

しかし、上半身の筋肉は日常生活だけしていても筋肉の貯金はできないんです。

高齢者でも、毎日ウオーキングやスポーツ、スクワット等

運動はし続けていかないといけません。

それは、人間に課せられた使命でもあると思っています。

激しい筋トレやジョギングをやる必要はありません。

極力、車を使わずにウオーキング。

エスカレーターやエレベーターをあえて使わず、階段の使う。

テレビを観ていたら、CMになったら、CM中はスクワット。

布団に入る前に、毎日5分で良いからストレッチ。

そういう、自分で健康管理するルールを作って

毎日のルーティンにしていってほしいです。

多くの患者さんが、後悔しているので

今回は

セルフケアで健康寿命を延ばす

という趣旨の記事にしてみました。

是非、行動を変え、習慣にしていってもらえたら幸いです。

石井すこやか整骨院 院長 石井貴樹

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