すこやかブログ

車のシートを交換したら腰痛は無くなる?

こんにちは!石井すこやか整骨院です。

今日は、車のシートのお話です。

当院は田舎ですので、車社会であり、

車が無ければ、生活できません。

車は都会と違い、生活必需品になります。

そこで、

次のような意見が寄せられます。

車種によって、腰痛の有無はあるのか?

シートは、ベンチシートか、それ以外が良いのか?

柔らかいシートが良いか、硬いシートが良いか?

知り合いがレカロシート(セミバケットシート)に交換したら腰痛が治ったって聞いたんだけど本当?

などなど、質問がありました。

ご説明していきますね。

まず、車種によってというのは、これは非常に個人差が出る問題です。

なぜなら、車高の低いセダンタイプであっても、

サスペンションやタイヤ等が非常にクッションの効いている車もあれば、

真逆でスポーツカーのようなセッティングの車もあります。

路面の凹凸をしなやかに吸収してくれる車であれば、

乗っている人間には優しいですが、

真逆で衝撃をあまり吸収しない車もあります。

あとは、日本はこれだけ道路が整備してあるので、

その衝撃よりは、交差点やカーブで曲がる時にかかる横Gのほうが

圧倒的に腰に負担がかかります。

考えてみてください。

腰がすっぽりハマり、フィットしているシートと、

腰が安定せず、何度も良いポジションを無意識で探してしまうような

不安定なシート。

5分、10分なら、大きな影響はないかもしれません。

しかし、それが毎日30分、1時間と積み重なっていくとしたら...

考えてみてください。

全部ではありませんが、ミニバンや軽自動車、コンパクトカーは

使い勝手や室内空間をできるだけ広くとる為、

そちらに全振りしてしまっています。

車に乗って、運転して快適ー~

よりも、広い、シートアレンジが豊富、安い!

のほうがユーザーの望まれているのです。

残念ながら。

よく、こんなこと聞きませんか?

「外車は、長時間運転しても疲れにくいらしい。」

それはなぜか?

外国車の多くは、

「運転手の運転の気持ちよさ、快適性、同乗者の安全性」

に全振りしているんです。

だから、外車にスライドドアは無いんです。

メリットよりも、はるかにデメリットが勝ってしまうから。

メルセデスやワーゲンの一部にはありますが、今回は割愛します。

しかし、日本でも少なくはなりましたが

セダンでは、とても良いシートの車などありますが、

現在は販売されていません。

セダンや車高が低く、乗り降りするときに腰痛が酷くなる。

と、言われますが、

それは、骨盤や骨格に問題があり、

乗り降り時に窮屈や姿勢になってしまい

腰の筋肉にストレスがかかったり、

神経を圧迫するので、

腰痛の治療で骨盤矯正などをすれば、

回復します。

大事な事は、

運転時に意識的にもそうですが

無意識で、シートに座りなおしたり、

カーブを曲がっている時に、身体が曲がったり、

骨盤が動いてしまい不安定になってしまう事なんです。

そういう意味では、

腰痛で、骨盤矯正したり、骨格矯正したのに

車に長い時間乗ると

腰痛が出てくるのは、

シートの影響はあるのかもしれません。

経年劣化により、シートがへたったり、

なかには、中のスポンジや革などの厚さなども変化しているのかもしれませんね。

ちなみに、私の愛車もシートの経年劣化によるものの影響が

最近、酷いのでシートを新品に交換予定です。

交換後のレビューも、後日更新しますね。

よって、

良いシートにしたからといって

腰痛が治るわけではない。

一番、重要な事は腰痛の根本治療である姿勢や骨格を良くする治療を受ける事が一番大事。

その次に、

良くなったんだけど、

「車に長時間乗ると、腰痛になるんだ」

という方はシートの経年劣化や車のサスペンションやタイヤの摩耗等、

チェックするといいですね。

では。

石井すこやか整骨院 院長 石井貴樹

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