すこやかブログ

ついついやっちゃう「あぐら」身体への悪影響はある?

こんにちは。石井すこやか整骨院です。

本日のテーマは

「あぐら」です。

本やテレビ等で

「あぐら」をかくのは健康に良くない

と認識している健康意識の方も多いのではないでしょうか?

でも、気を付けていても、ついつい無意識でかいていて

「あっ、ヤバい」ととっさに直す

これって、なかなかの厄介者です。

では、あぐらを長時間かいた場合に体に起こる変化をご説明いたします。

足先が冷えている可能性

そもそも、なぜ、あぐらをかきたくなってしまうのでしょう?

考えられる原因があります。

一つ目は「緊張の緩和」です

ストレスや疲労の蓄積すると、あぐらをかくことで、ストレスの解消や疲労の軽減につながる事があります。

あぐらの姿勢は、一時的ではありますが、緊張を和らげる事があります。

二つ目は「姿勢の歪み」です。

歪んだ姿勢は、身体に不快感をもたらし、その不快感を解消するためにあぐらをかく事があります。

あぐらをかくクセのある方は必ずと言っていいほどパターンがあります。

あぐらをかくときに、「右足が上」の方、「左足が上」の方

両方できる方は、まずいません。

それは何故か?

あぐらをかきたくなるのは、

「姿勢の悪さ」

「背骨の歪み」

「骨盤のズレ」

等のアンバランスが原因で起こっているので、

どちらか、片側への歪みによって、必ず

どちらか、やりやすい側、

得意なパターンが存在します。

三つ目は「足のむくみや冷え性の解消」です。

長時間座っていると、血流が滞ったり、足がむくんできたり、身体の冷えが出てきやすくなります。

特に、掘りごたつや椅子の座っていると、この冷えやむくみを回避する為に

下ろしている足を持ち上げ、椅子の上であぐらをかくことがあります。

特に足先は末端の為、血液が行き届きずらく、冷えを感じやすい場所なのです。

四つ目は「あぐらをかきやすい習慣や文化的背景」です。

日本においては文化や地域で習慣化していたり、

畳の上では、正座かあぐらが一般的であり、椅子のほうが少数派です。

では、あぐらをかく身体への悪影響をお伝えします。

一つ目は「姿勢の悪化」です。

あぐらをかくことで、猫背になりやすくなり、正しい姿勢を保つのが難しくなります。

これを長時間続ける事で、脊柱の生理的湾曲(いわゆるS字カーブ)が保てなくなり

肩こり、腰痛などの症状が引き起こされます。

二つ目は「血行不良」です。

あぐらをかくと、足にいきわたる血流が制限されてしまいます。

これにより、むくみや血行不良が生じ、しびれや冷えを引き起こします。

さらに長時間、同じあぐらの姿勢では、血栓等もできやすくなってしまいますので

注意が必要です。

これらから、あぐらをかくデメリットをお伝えいたしました。

なるべく椅子に座るようにする生活環境に徐々に変えていったり、

同じ姿勢をなるべく取らないようにすること。

これらの対処法を実践し、あぐらをかく習慣を改善し、身体への負担を軽減する事が重要です。

姿勢を意識する事はとても大事です。

しかし、大きく歪んでしまっている身体では

良い姿勢を長時間キープする事は困難になります。

ですので、一度、お近くの整骨院

にご相談ください。

きっと、お悩みの肩こり、腰痛も改善するでしょう。

では。

石井すこやか整骨院 石井 貴樹

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